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SQUARE ENIXのナレッジ・マネジメント~動画配信システムを用いたナレッジの設計・構築と運営ノウハウ~

2010年9月1日 (業界情報)

これまた、社内(SQUARE ENIX)の話題です。社内のナレッジ・マネジメント・ツールとして動画サイトを構築・運営した経験談です。
ナレッジ・マネジメントとは、下記のように一人で知識を抱える問題点を克服するための手段・方法(マネジメント)です。

  • 似たことを複数でやっている
  • みんなで、同じ失敗をしている
  • 退職したら、ノウハウが残らない

個人の中にある知識を表出し、組織としての知識として管理する手法

発表者は「GAME BRAIN」の運営実績を買われ、ある日、研究開発部のサイト構築・運営を任されました。そこには、RT-TVという動画システムの管理もおまけで付いていたそうです。一応、インフラとして整備するものの初月のアクセス1000前後から、5か月めには55。

インフラ整備=仕事の終わり ・・・ 箱物的、お役所の発想
箱物ではなく、生き物として扱うことが大事

生き物なので、世話をする必要がある。

  1. 注目度の高い動画を集める(足で稼ぐ)
  2. 動画提供者を募り、サポートを行う。
    • アップロード権限付与
    • 動画作成マニュアル
    • 機材貸出
  3. 広く認知されるよう策を練る
    • 超キラー・コンテンツを随時、用意(社長訓示など)
  4. 閲覧者の声を大切に
    • 相手は社員でなく利用者という態度で、迅速に対応。社内インフラというより、Webサービス。

 大切なこと(まとめ)

  • 気づいたら自ら行動してみる。
  • 目的重視、手段はITである必要は無い。
  • 続けていこと、続けながら進化していく

ここでも、組織の中では傍観者ではなく、自ら行動することが大切だと訴えてます。また、他の人の協力を仰ぐ仕組み・やり方も同時に考えること。そして、目的に向かって続けること。

また、このシステムをパッケージ化する話もあったそうですが、ナレッジ・マネジメントは、それぞれの組織にあわせてデザインし育てるものという経験から、断ったそうです。

最後に、このナレッジ・システムが生き物から化け物に進化し、自律成長するようになれば良いと言ってました。

先の発表と当発表は、このゲームラーニング・コミュニケーションサイト運営でも大変、参考になりました。

疲れたので、あと2つの報告は、後で・・・・。
(この動画サイトでも、いっぺんに出すより、小出しにした方がアクセスが良いという指摘もあったので。)

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